日本茶インストラクター協会三重県支部研修つづき 関宿見学
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_175719-576x1024.jpg)
東海道五十三次 四十七番目の宿 関宿にある 地蔵院さん 国の指定重要文化財
「関の地蔵に振り袖着せて 奈良の大仏婿に取ろ」と 俗謡があるくらい 古い天平13年(741)行基菩薩が開創ということです。
ご案内してくださったのが お菓子「関の戸」で有名な 深川屋(ふかわや)陸奥大掾(むつだいじょう)の服部さん なんでも 忍者の末裔とか!
とってもお話が 楽しくて ほ~へ~と 聴き入ってしまいました。
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191136-1024x576.jpg)
江戸時代の東海道の町並みが 奇跡的に残っている 貴重な場所で
この家並も 江戸、明治、大正とそれぞれの時代が並んでいるそうで 面白いですし
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191247-576x1024.jpg)
有名な事らしいのですが 知らなかったので あげてみます
お店の看板 庵看板というのだそうですが
お店に向かって 左側は 「関の戸」とひらがなが使ってあり
右側は「関能戸」は漢字になっています。
かるたの 文句でわかるように 京に上る人は ひらがなの看板をたどっていくと京につき
京から江戸に下る人は 漢字の看板をたどっていくと江戸につく という
ルールになっているそうです
すごいですよね~ この知恵
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191309-576x1024.jpg)
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191222-576x1024.jpg)
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191743-1024x576.jpg)
こちらは「関で泊まるなら 鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と言われたほどの 大旅籠だそうです。
現在は歴史資料館になってました。
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191407-1024x576.jpg)
こんな 感じでお客さんと応対していたんでしょうね この帳場から 奥を見ると坪庭離れ座敷が見通せます。
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191820-576x1024.jpg)
玉屋さんの二階 本当は板張だったそうですが 今は畳が入っていて 玉屋さんの印が 日に透けて
いい感じでした。
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191431-576x1024.jpg)
入ったところに さりげなく ビナンカズラが飾ってもらってあって
説明してくださった方が「このあたりは 人里離れたように思われるでしょうが、意外と楽しく住みやすいんですよ。」と笑ってみえました。
町並みを保存するためのご苦労が色々あるようで
空き家があるので 是非何か考えている人は 買ってリフォームしてお店にしませんか。と
言ってみえました。
特に パン屋さんきてくれると 嬉しいなって
![](https://y-mizuho.com/wp-content/uploads/2021/11/IMG_20211116_191451-576x1024.jpg)
もっと いっぱい 写真あるんですが ここらで
半日ではもったいないな もっと ゆっくり見てみたいと思うような 関宿見学でした。
皆さんも ゆるりと お越しになってみませんか