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大正11年創業の三重県四日市の萬古焼問屋です。珍しい萬古焼の急須や萬古焼作家さんの作品等、お探しの方はお問い合わせください。
2021-11-23

日本茶インストラクター協会三重県支部研修つづき 関宿見学

東海道五十三次 四十七番目の宿 関宿にある 地蔵院さん 国の指定重要文化財

「関の地蔵に振り袖着せて 奈良の大仏婿に取ろ」と 俗謡があるくらい 古い天平13年(741)行基菩薩が開創ということです。

ご案内してくださったのが お菓子「関の戸」で有名な 深川屋(ふかわや)陸奥大掾(むつだいじょう)の服部さん なんでも 忍者の末裔とか!

とってもお話が 楽しくて ほ~へ~と 聴き入ってしまいました。

江戸時代の東海道の町並みが 奇跡的に残っている 貴重な場所で

この家並も 江戸、明治、大正とそれぞれの時代が並んでいるそうで 面白いですし

有名な事らしいのですが 知らなかったので あげてみます

お店の看板 庵看板というのだそうですが

お店に向かって 左側は 「関の戸」とひらがなが使ってあり

 右側は「関能戸」は漢字になっています。

かるたの 文句でわかるように 京に上る人は ひらがなの看板をたどっていくと京につき

京から江戸に下る人は 漢字の看板をたどっていくと江戸につく という

ルールになっているそうです

すごいですよね~ この知恵

こちらは「関で泊まるなら 鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と言われたほどの 大旅籠だそうです。

現在は歴史資料館になってました。

こんな 感じでお客さんと応対していたんでしょうね この帳場から 奥を見ると坪庭離れ座敷が見通せます。

玉屋さんの二階 本当は板張だったそうですが 今は畳が入っていて 玉屋さんの印が 日に透けて

いい感じでした。

入ったところに さりげなく ビナンカズラが飾ってもらってあって

説明してくださった方が「このあたりは 人里離れたように思われるでしょうが、意外と楽しく住みやすいんですよ。」と笑ってみえました。

町並みを保存するためのご苦労が色々あるようで

空き家があるので 是非何か考えている人は 買ってリフォームしてお店にしませんか。と

言ってみえました。

特に パン屋さんきてくれると 嬉しいなって

もっと いっぱい 写真あるんですが ここらで

半日ではもったいないな もっと ゆっくり見てみたいと思うような 関宿見学でした。

皆さんも ゆるりと お越しになってみませんか

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