2020-06-01
今月の萬古焼 山田昌仙 (大正8年生山田昌和) 白泥山紫水明彫り
山田昌仙さんの白泥のお茶入れ(竹にとても可愛い雀)もありましたがそれはお嫁に行きました。
こちらは蓋に山紫水明と彫られてあり、胴に山水画と(たぶん)漢詩が彫られてあります。たっぷりお茶が淹れられる急須で茶こしも細かくできていますし、お茶の緑色が綺麗に見えるのもいいですね。 彫りの部分が黒いのは墨が入っています。以前彫りでも有名な紫光さんをお尋ねした時に彫りの難しさやできあがりのリスクが高い事を聴かせていただきました。こういった素晴らしい技術を伝承していける人が減っているのはどこの産地でも悩みですね。
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