2020-06-01
今月の萬古焼 永楽 紫泥もみじ彫り (明治40年生河合義男)
梅雨の前 山々がトトロが本当にいそうなぐらいこんもりとするこの季節がとても好きです。秋に紅葉して目を楽しませてくれる楓類は今は青もみじで爽やかな風を受けながら、小さな花をつけヘリコプターのような実を付けています。これだけパソコンの力がついて科学が進歩しても落ち葉や散りゆく花びらの軌道は計算できないんだそうですね。くるくると回って落ちてどこに行くかわからないと思っているのは人間で、実は木の方が優れていて行きたいところに自由に行ってたりするのかもしれません。 まあるい形に一面に彫られたもみじの葉 作者の永楽さんは新緑のもみじ 紅葉のもみじどちらを想いながら作られたのか聞いてみたいものです。
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