2020-06-21
森ブラザーズ登場
沼波弄山(1718~1777)が去って窯の火も途絶えた小向に、再び萬古焼の煙が上がったのは弄山没後50余年、萬古焼中興の祖、森有節(ゆうせつ)・千秋(せんしゅう)兄弟の登場です。24歳と16歳、職人肌の有節と天才肌の千秋。
当初、古萬古の再現に取り組んだ兄弟は、提灯作りにヒントを得たと言われる、萬古焼にしかない、急須作りの木型による成型、大和絵、粉砕盛絵など、次々新たな技法を生み出しました。
当店では、森有節の菓子鉢と弟の森千秋の型萬古急須を店の看板商品、お宝商品として、ご来店のお客様に手に取っていただいてご紹介しています。
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